12月21日(水) 「おひとりさまのそなえ」冊子で学ぼう

来る12月21日(水)14時より、千里文化センター「コラボ」にて、「おひとりさまのそなえ」冊子で学ぼう!終活セミナーを実施します。これは、千里文化センター公民連携事業として行われるもので、豊中市市民協働部千里地域連携センターとSTEPとの共催です。セミナーでは、STEPが作成した「おひとりさまのそなえ」冊子を用いて、介護・認知症・身元保証など、一人暮らし高齢者の備えについて解説いたします。定員は30人。お申込み開始は、12月8日(木)10時から電話でコラボあてに申し込み、先着順です。電話は、06-6831-4133、千里文化センター「コラボ」です。チラシは、こちら

委任契約と任意後見契約を締結

先日、あるご両親とご子息との間で、委任契約及び任意後見契約の公正証書作成に立会いました。委任者は、お父様とお母さま。受任者はご子息でした。この委任契約を機に、受任者が銀行や証券会社に対してどこまで代理行為が認められるか確認していくとのことでした。

浜松でセミナー講師を務めました

11月5日、浜松市地域情報センターにて、「親なきあと対策の実際」と題して、セミナーが行われ、STEPの代表が講師を務めました。対象は障がい者の親御様で参加者は50名でした。成年後見制度の種類と留意点、親権を使った任意後見などの具体事例、遺言の重要性や書き方について、約2時間説明させていただきました。参加者のご参考になれば幸いです。

後見制度支援預金を作成

本日、被後見人名義で、余剰金銭部分にあたる「後見制度支援預金」の作成を無事終えました。被後見人の親御さんが亡くなって、多額の相続資金が入ったことによる対応でした。後見制度支援信託も検討しましたが、支援信託作成用の専門職後見人が就いて後見人報酬20万円程度がかかると聞いてましたので、支援預金にしたもので、作成手数料5500円で済みました。なお、被後見人の収支は年金だけでは赤字なので、補填用に隔月1回10万円ずつ支援預金より普通預金にシフトする契約も併せて行いました。

ヤングケアラー問題

最近、ヤングケアラー問題が話題になっています。先日、「多機関連携によるヤングケケアラー支援に向けて」という講演会を視聴しました。ヤングケアラー本人の実体験を語る場面を目の当たりにし、この問題の深刻さを痛感しました。ヤングケアラーを社会で孤立化させるのではなく、地域住民による見守りや協力・支援の姿勢が重要とのことでした。今日の契約社会において、私たちSTEPにできることとしたら、ヤングケアラー自身に対する「未成年後見」、要介護者に対する「成年後見」の申立て支援や後見人成りがある得るのではないかと感じました。今回を機に、自治体関係部署や支援団体との連携を模索していきたいと思います。