成年後見を柔軟に使いやすく!

先日、日経新聞に「成年後見を柔軟に使いやすく」という社説が掲載されました。記事によると、足元の利用者が約24万人で、600万人超ともいわれる認知症高齢者の数からすれば、利用は一部にとどまっている。その要因は、使い勝手の悪さにあり、①本人の判断能力が回復しない限り、利用をやめることができない。②報酬の支払いもずっと続く。③通常は後見人をほかの人に交代することはできない。④本人の財産を守ろうとするあまり、後見人は家族との旅行など本人の希望に沿った出費を認めない。とされています。これらを見直すことににより、利用にあたっての期間性、必要性に応じて開始・終了する仕組み、後見人を柔軟に交代できる仕組みなどが検討される予定です。早くても、令和9年度改正と言われていますが、議論の動向に注視する必要がありますね。

3月28日(木) 独居高齢者に必要な備えとは

3月28日(木)13時半より、豊中市市民公益活動支援センター(庄内コラボセンター)にて、「独居高齢者に必要な備えとは」セミナーを開催します。定員28名、参加費無料です。お申込みは、豊中市市民公益活動支援センター宛に電話にて事前申込が必要です。申込受付開始は、3月5日(火)10時~。電話は、06-6398-9189です。受付開始日時以降しか受付できませんので、ご留意ください。

成年後見制度の見直し?

今朝の朝刊などで、法務大臣が「成年後見制度の見直し」に向けて、法制審議会に諮問するという記者会見の記事が出ておりました。見直しの内容は、一度後見人が就くと終身続く現行の制度⇒期間限定の利用を可能としようというものなどです。早ければ、2026年度の制度改正を目指すとされています。今後の動向が気になるところです。

3月17日(日) 成年後見制度と家族信託

3月17日(日)10時より、ZOOMにて「日曜講座」を開催します。今回のテーマは、『成年後見制度と家族信託』です。講師は、STEPの代表です。参加費無料。お申込みは、電話・FAX・メールにて受付します。電話06-6155-5432、FAX06-6833-6599、メールinfo@npostep.jpです。詳しくは、こちら

大往生の葬儀参列

先日、100有余歳になられた高齢者の葬儀に参列しました。この方とは、任意後見契約・死後事務委任契約の受任者かつ遺言執行者の関係にありました。100歳になられた年には、関係者の一人として、お祝いの会にも参加させていただいた間柄でした。天寿を全うされた大往生です。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。今後は、死後事務受任者及び遺言執行者として、故人の意向通りに対応していく所存です。