8050問題への対応事例

80代のお父様と50代の障がいのあるお子様の課題として、「8050問題」があります。今回の対応事例は、お父様80代、お子様50代で精神障がいを抱えておられます。お父様は自宅(お母様は既にご逝去)で一人暮らし、お子様は入院中です。今般、自治体の相談員より連携を受け、相談を重ねた結果、お父様とは、委任契約及び任意後見契約、死後事務委任契約をSTEPとの間で締結することとし、お子様は、お父様が申立人となって法定後見を申立てすることとしました。その後見人候補者はSTEPがなりました。結果として、お父様とは本日無事に公正証書作成が完了。お子様の成年後見人にSTEPを選任するとの審判書も届きました。これで、お父様の懸案事項であった、ご自分の老後のこと、並びに障がいのあるお子様の親なき後のこと、両方を解決する道筋がついたので、一安心といったご様子でした。