在宅か? 施設か?

弊NPOが後見人となっている、ある一人暮らし高齢者は、現状在宅生活ですが、最近徘徊癖が目立ってきて、行方が分からないことが散見されるようになりました。行方が探知できる靴を試してみましたが、本人がGPS部分を取り外してしまい用無しです。ご親族やケアマネ・地域包括支援センターとともに協議し、本人を説得、このままでは在宅生活が厳しく施設入所をしてもらうこととなりました。本人としては自由度がなくなるので、まだ受け入れがたい様子です。後見人の立場からすると、本人主義で考えるとまだ在宅をさせたい気持ちと、一定の注意義務を果たさねばならないので施設入所が必要という気持ちの狭間で、ぎりぎりの選択を迫られました。現在施設探し中ですが、すんなりと施設入所となるかどうか・・・

百寿のお祝い会

先日、弊NPOが支援している方の「百寿のお祝い会」があり、参加させてもらいました。「光陰矢の如し、百歳に達す。秋霜烈日、花の陽春・・・」と作詞された歌の御披露もあり、健康そのものを体現されてました。この老人には身寄りがなく、ケアマネやヘルパーさんとともに、今後も末長く支えていきたいと考えています。

後見申立て費用支援、初の申込み

本日、ある申立人より「法定後見申立て費用支援制度」の利用申込書を受理しました。申立人・本人とも資格要件に該当するので、申立て費用の支援を行います。申立人からは、「裁判所への手続きなど諸々費用がかかるので、助かります」とのコメントをいただきました。

障がい関係者向けZOOMセミナー実施

6月5日、豊中市市民活動情報サロンにてZOOMによるオンラインセミナーを実施しました。テーマは、『障がい者のための後見など活用事例集』で、参加者は3名でした。初めてのZOOMセミナーで、パワーポイントによる説明は順調に行きましたが、途中お見せしたい資料編で操作につまずいて参加者をしばしお待たせしたのが反省点です。これからはスムーズに進行できるよう努めていきたいと思います。なお、同サロンで行う7.8.9月のセミナーは、従来の対面式のみ実施で、ZOOMは使いません。

 

高齢者住宅新聞に載りました!

6月3日号の週刊高齢者住宅新聞に、「法定後見申立て費用支援制度」開始の件を採り上げていただきました。併せて、「オンライン後見勉強会」のことも記事にしてもらいました。多くの方のお申込みをいただけたらと考えております。