任意後見契約の解除

数年前に委任者と弊NPOとの間で締結した任意後見契約ですが、委任者の事情により、円満に契約解除することととなり、契約を結んだ公証役場に赴いて、解除の手続きを終えました。契約解除には、合意解除と一方的解除の2通りありますが、今回は時間の関係もあり、受任者からの一方的解除を選択し、解除通知書を委任者宅に配達証明付き内容証明郵便で送付するとともに、法務局に終了の登記申請を行いました。任意後見発効前なら、このように解除することが可能です。

定例総会を開催

3月18日、午後5時半より弊NPOの定例総会を開催しました。形式は時節柄ZOOMにて行いました。正会員総数21名のうち、11名参加、残り10名は委任状提出でした。議題は、令和3年度事業報告と決算報告、令和4年度の事業計画と活動予算案などで、議題全て承認可決されました。今年度も、①広報・啓発、②相談・利用支援、③後見人等の引受けという3本柱の活動をより充実したものにしたいと考えます。

オンラインで終活セミナー実施

先日、ある地域包括支援センターのご依頼で、「終活の備え」セミナーをZOOMで行いました。参加者は一般市民4名とセンター職員でした。認知症の備え、死後の備え、身元保証人の備え、終末期医療の備え、相続の備えなど具体的にお話しました。大変わかりやすい説明だったとのお声を聞いて、ホットしております。

親族間の任意後見契約

先日、ある公証役場にて、親族間の任意後見契約に立会いました。委任者は軽い知的障害のある方で、受任者はその妹さんでした。弊NPOでは、任意後見契約書の文案説明、公証役場の予約、必要書類のご案内、当日の立会いなどの手続き支援を行いました。将来、発効の際は再度のご支援を約束しました。

 

公正証書3本締結

先日、ある高齢者と公正証書3本締結しました。内容は、①任意後見契約、②死後事務委任契約、③公正証書遺言です。ご本人には身寄りがなく、ホスピス入院に際する身元引受人が必要で、その役割れを果たすうえで、公正証書作成に至ったものです。今後、弊NPOが生前から死後迄トータルでサポートしていくこととなります。