トイロカルチャー誌に掲載

このほど、ご縁があって㈱自然総研様が発行する「トイロカルチャー2022春号」に弊NPOの情報が掲載されました。同社では、トイロ倶楽部会員にこの冊子を定期的に配布されているそうで、会員特典として、弊NPOの「もっと身近に!成年後見」と「おひとりさまのそなえ」という2つの冊子を希望者に無料配布するという内容です。早速、数名の方からご希望があり郵送しましたが、読者のご参考になればうれしい限りです。

遺言執行上の弁済供託

遺言執行における「弁済供託」とは?
現在進行中の遺言執行案件ですが、受贈者である方の行方が分からず、遺言執行金を当該者に渡すことが困難な状況です。このような場合、当該金額を法務局に供託するというのが、「弁済供託」といい、供託すると遺言執行者の義務が免れるとのことです。弊NPOとして初めてのケースなので、よく確認の上で手続きを進めたいと思います。

そなえ冊子が豊中市役所に

弊NPOが作成したオリジナル冊子「おひとりさまのそなえ」。以前豊中市役所からの依頼を受けて、地域共生課などの窓口に設置してもらい、無料で配布しておりましたが、在庫がなくなってきたということで、再度100部地域共生課にお渡ししました。おそらく、同課の窓口に行けば、無料でもらえると思います。一人暮らし高齢者のこれからの備えのガイドブックとして、より多くの皆さんに参考にしてもらえれば幸いです。

豊中サロンの今後

現在、市民活動サポート事業として毎月実施している、豊中市市民活動情報サロンでのセミナーですが、サロン機能移転の話が出ています。昨日、その説明会が行われ参加したのですが、サロン機能が来年2月に豊中市南部コラボセンター(仮称)内の市民活動支援センターに移転することが決まりました。細かな内容は、議会での予算承認を経てからとのことですが、現在のサロンでのセミナーは、今年12月までで終了することとなります。移転場所は、阪急庄内駅から徒歩圏内で、利便性は少し悪くなりますが、今より収容人員も増すので、より多くの方にセミナー受講していただけそうです。

 

遺産分割調停

ある方が亡くなり相続が発生すると、もし遺言がなければ、被相続人の財産に対する遺産分割協議が必要となります。今回の事案では、法定相続人が配偶者ときょうだいの甥姪8名、トータル9名の協議はなかなか大変です。うち8名は協議内容に同意済なのですが、あと1名の方と連絡がとれず、やむなく遺産分割調停の運びとなりました。子のいない高齢者の方にとって、遺言を遺すことの重要性を改めて痛感させられています。