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活動内容

成年後見制度及び相続・遺言・信託など関連制度の広報、啓発活動を幅広く展開しています。

  • 当法人主催のセミナーのご案内はセミナーページをご覧ください。
  • 出張セミナーも原則無料で実施いたします。ご相談ください。
  • 後見人候補者養成に関する活動

成年後見制度及び相続・遺言・信託など関連制度の利用相談、並びに利用にあたる事務支援を行います。

  • 成年後見人・保佐人・補助人並びに任意後見人の引受けを行います。
  • 見守り・財産管理・死後事務など、委任契約事務の引受けを行います。

  • 高齢者などの身元保証人確保支援や身元保証の引受けを行います。
  • 遺言執行の引受けを行います。

STEP利用料金表

事例紹介

■ 障がいのある方と任意後見契約

軽度に知的障がいのある女性との間で、任意後見契約を公正証書にした事例です。
ご両親がともに健在なのですが、ご高齢になって、親亡き後が心配とのお話をご本人の通所施設からお聞きしました。ご本人は記憶力に全然問題なく、ただ計算能力に劣る程度で、意思能力は十分に残存していると感じました。

それから、ご両親はじめ、施設の支援員の方、ご本人、そして当法人スタッフも加わって契約内容を何度も確認し、本番に備え予行演習もやりました。ご本人の慣れない場所での緊張をほぐす意味からの自然の行動でした。その成果もあって、ご本人は残存能力を発揮して、公証人の前で「お金の管理を〇〇さんにお願いしたい」という明確な意思表示を素直な形ですることができて、公正証書を無事結ぶことができました。

■ 老人施設に入所中の方と金銭管理委任契約

要介護状態で施設入所中の方は、体が不自由なため、ご自分で銀行に行ってお金を払い出すことができません。
そこで、当法人が通帳やキャッシュカードを保管し、月1回小遣いなどのお金を施設にお届けするという、金銭管理の委任契約をご本人と結び、ご本人の収支状況や預金残高を定期的に報告することとしました。
ご本人と施設は安心のご様子でした。

■ 負担付相続の遺言

お母さんと長女(姉)、長男(弟)の3人家族で、お母さんは70歳代、長男は重度の知的身体障がいのある方です。長女は結婚して近くに住んでいるのですが、お母さんと長女は長男の行く末が心配でした。後見人を付ける方法もありますが、お母さんは、自分の財産をすべて長女に相続させる代わりに、長男の介護や金銭管理を負う旨の、「負担付相続の遺言」を公正証書にされました。長女には負担がかかりますが、ご家族にとってはとりあえずベストな選択だったようです。

■ 未成年の間に親権を活用した任意後見

重度知的障がいの長女(15歳)が未成年の間に、親権を活用して任意後見系や契約を結んだ事例です。長女が成年になって、後見制度を利用する場合は、「法定後見」を選択することとなります。その場合、家裁が後見人を決めるので、誰が選ばれるかわかりません。長女が成年になるまでは、親権が使えるので、任意後見委任者=長女、法定代理人親権者=ご両親、任意後見受任者=STEPとなり、任意後見契約を結びました。

■ 一人暮らしの委任・任意後見など

ご主人を亡くし子供もなく、一人暮らしの高齢女性です。最近、足腰が弱ってきて、銀行に行くことやお金の管理が億劫です。日頃の金銭管理及び将来の認知症に備えて、STEPと財産管理委任及び任意後見契約を結びました。
併せて、自分亡き後のお墓や納骨・遺品整理など死後事務についての任意契約、並びに遺言により残余財産の引継ぎ先を指定することとしました。