任意後見と死後事務委任契約

本日、ある高齢男性と弊NPOの間で、委任契約及び任意後見契約と死後事務委任契約の公正証書を締結しました。男性は一人暮らしで、頼るべき親族が見当たらないことから、今回の契約に至ったものです。今後、遺言や事前指示書についても、ご本人の意向を確認しつつ手続を進めていく所存です。

マイナンバーカード

弊NPOが保佐人をしている高齢者は、ある事情で顔写真付の本人確認資料がどうしても必要となりました。運転免許証やパスポートは所持していません。残る頼みの綱は、マイナンバーカード。郵送申請して約1か月半、ようやく通知書が届いてカード受領の運びとなりましたが、受領は本人しかできないとのこと。その高齢者は現在、施設に入所中で一時外出は認められても、他の人と接触する場所には行けません。最終的には、介護タクシーを市役所の駐車場に止め、そこに市役所職員の方が来てもらって、カード受け渡しとなりました。一苦労しましたが、顔写真付きの本人確認資料が取得できてやれやれでした。

独立型の任意後見契約

先日、ある高齢者とその家族3人との間で、任意後見契約公正証書の作成に立ち会いました。受任者は、配偶者・長女・長男の方で、独立型として各々3人が独立して代理権を行使できる契約形態です。複数後見の事例として貴重な経験となりました。

 

豊中サロンでセミナー実施

9月4日(金)14時より、豊中市市民活動情報サロンにて、豊中市市民活動サポート事業の一環として、『エンディングノートと遺言の書き方』セミナーを開催。参加者は5名でした。遺言の書き方では、自筆証書遺言の注意点を説明するとともに、7/10より開始した「自筆証書遺言書保管制度」について詳しく説明しました。参加者から多くの質問と相談が寄せられ、時間を超過するほどでした。今回の補講は、9月18日(金)の14時から同場所にて行います。お申込みはサロン06-6152-2212まで。

12月13日(日) 日曜日に後見を学ぼう!(最終回)


『日曜日に後見を学ぼう!』と題して、シリーズ勉強会を「毎月第二日曜日の午前中」に、ZOOMによりオンラインで実施しております。対象はどなたでもかまいません。定員は、15名・先着順。参加費は無料です。参加希望の方は、info@npostep.jpあてに、参加希望の旨・お名前・連絡先(携帯など)をお知らせください。ちなみに、最終回の予定は以下の通りです。詳しくは、こちら
・12月13日(日)10時~11時 「事例紹介(後見制度を使う事例・使わない事例)