相続人不存在

STEPとの間で、委任契約及び任意後見契約と死後事務委任契約を結んでいる独身高齢者がおられます。本人は現在施設で暮らしていますが、生涯独身で両親他界、唯一のきょうだいである弟さんも既に他界し甥姪もいない状態、即ち本人には「相続人不存在」ということが戸籍調査で分かりました。本人には、遺言書作成をしないと、相続財産が国庫に帰属されることを伝えて、遺言書作成の意思を確認しましたが、本人はそれならそれで仕方ないと達観の様子でした。無理に遺言書を進めるのもいかがなものかと思ったので、それ以上の話はしませんでしたが、このような場合、本人が亡くなると、相続財産清算人を家庭裁判所に申立てすることになるようです。申立て方法については、今後研究していく予定です。

Screenshot

 

3月26日(水) 障がいのある子の親御様の備え

3月26日(水)13時半より、豊中市市民公益活動支援センター(庄内コラボセンター)にて、「障がいのある子の親御様の備え」セミナーを開催します。定員28名、参加費無料です。お申込みは、豊中市市民公益活動支援センター宛に電話にて事前申込(3月5日(水))受付開始)が必要です。電話は、06-6398-9189です。なお、当法人にお申込みでもかまいません。皆様のご参加をお待ちしております。くわしくは、こちら。

確定申告の季節

確定申告の季節がやってきました。STEPが後見人をしている方で、昨年1年間のうち不動産売却した方については、譲渡所得申告をせねばなりません。対象は3名おられるので、忘れずに対応したいと思います。

遺言書セミナーを実施

昨日、豊中市市民公益活動支援センターにて、定例のセミナーを実施しました。テーマは、「相続の備え(遺言書の作り方等)」で、参加者は8名でした。内容は、遺言書の種類や、自筆証書での守るべきルールや作成手順、遺言書具体例などでした。次回は、2月26日に「身元保証と死後事務委任契約」をテーマに行います。

死後事務の履行を開始

先日、STEPと死後事務委任契約を交わしていた独居高齢者が入所施設でお亡くなりになりました。葬祭業者とともに施設を訪問し、ご遺体の引取・搬送・安置をしてもらいました。今後、直葬・納骨・遺品整理・各種届出等、契約内容に沿って粛々と死後事務を履行してまいります。故人のご冥福をお祈りいたします。