弁済供託

STEPが遺言執行者に指定されていた執行案件ですが、遺言者が一昨年亡くなり、STEPは、遺言内容に沿って、遺言者の有する金融資産を9人の相続人に対し、指定された割合の通りに相続させる支払い義務を負っています。そのうち、8人の相続人には支払いを終えましたが、残る1名(被供託者)が海外にいて行方不明の為、支払い義務を履行できていません。被供託者の行方を追うために、弁護士会を通じて外務省領事局に問い合わせなどしましたが、結果としてその行方がわからないままのため、日本国内での最後の住所地を管轄する法務局に支払い義務相当額を弁済供託することとしました。弁済供託するのは。初めてのケースです。

文化時報に掲載されました

先日、文化時報という新聞に、STEPの「法定後見申立て費用支援制度」に関する記事が掲載されました。この制度は、関西2府4県在住の資力が乏しい方向けに、法定後見申立て時に必要な実費(診断書・収入印紙・切手代・戸籍謄本代等)を一人2万円までSTEPが支援する内容です。来年3月末まで、168000円の予算枠がなくなるまで、支援する予定です。詳しくは、こちら

隔月開催の後見会議

先日、正会員スタッフによる「後見会議」をZOOMで実施しました。これは、隔月開催しているもので、本部からの情報伝達かつ共有化とともに、各スタッフの近況報告を兼ねて情報交換を行っています。これからも、本部並びに各スタッフが日頃の活動で得た知識や情報・留意点を持ち寄ることにより、さらにSTEPの市民活動をより良いものに高めていこうと思います。

おひとりさまのそなえセミナーを実施

先日、庄内コラボセンターにて、「おひとりさまのそなえを冊子で学ぶ」セミナーを開催。参加者は5名でした。参加者に独自冊子「おひとりさまのそなえ」を配布しながら、その要点を解説しました。多くの質問が寄せられ、参加者の理解が深まったものと推察します。次回は、同じ場所で6月15日(木)14時より、「自筆証書遺言書保管制度の活用法等」のセミナーを実施予定です。詳しくは、こちら。

8月13日(日) 成年後見制度の概要と動向、事例集

8月13日(日)10時より、ZOOMにて「日曜講座」を開催します。今回のテーマは、『成年後見制度の概要と動向、事例集』です。講師は、STEPの代表です。参加費無料。お申込みは、電話・FAX・メールにて受付します。電話06-6155-5432、FAX06-6833-6599、メールinfo@npostep.jpです。詳しくは、こちら