昨日、ある高齢者とSTEPの間で、「委任契約及び任意後見契約」の公正証書を作成しました。公正証書作成後に、両者間で「覚書」も結びました。ご本人には、知的障がいのお子様がいて、8050問題も懸念されています。なので、覚書には、①ご本人が元気なうちは、委任事務をしないことかつ報酬も発生しないこと、②STEPから見守り電話を月1回入れること、③もし要介護等で本人が動けなくなったら、お子様の法定後見の申立て手続きに入ること、④本人が認知症になったら、任意後見を発効させ、お子様の法定後見申立てを任意後見人に代理してもらうこと、以上を確認し合いました。これにより、本人も将来の不安がかなり解消されたという御様子でした。今後、ご本人の死後事務委任や遺言についても検討していくこととなりました。
投稿者: step
6月25日(水)13時半より、豊中市市民公益活動支援センター(庄内コラボセンター)にて、「成年後見制度の概要と活用事例集」セミナーを開催します。定員28名、参加費無料です。お申込みは、豊中市市民公益活動支援センター宛に電話にて事前申込(6月5日(木))受付開始)が必要です。電話は、06-6398-9189です。なお、当法人にお申込みでもかまいません。参加者には、もれなく独自冊子「もっと身近に!成年後見」を進呈します。皆様のご参加をお待ちしております。
連休のはざまで、ある高齢者の法定後見申立て手続きに関するご相談を受けました。相談者は、ご本人・その姪御さん・ケアマネージャーの3人で、姪御さんが仕事の関係で休みの日しか時間が取れないということで、連休中の面談となりました。本人は、後見相当で認知症が進んで申立てできないことから、姪御さんが申立人、STEPは後見人候補者となって手続きを進めることとなりました。今後は、必要書類をそろえたうえで、今月中に申立て書類を家庭裁判所に郵送する予定です。
先日、豊中市立市民公益活動支援センターにて、「エンディングノートの活用方法」セミナーを実施しました。参加者は12名でした。一般社団法人シニアコンシェルジュ協会の「シニアライフノート」を使って、その書き方を説明しました。又、参加者が飽きることのないように、実際に一部記入するワークの時間も取るようにした結果、熱心に記入していただけたようです。次回は、同じ場所で、5月28日(水) 13時半より、「おひとりさまのそなえを冊子で学ぼう」セミナーを開催する予定です。詳しくは、こちら。
先日、大阪家庭裁判所より、ある高齢者の「成年後見人にSTEPを選任する」との審判書が届きました。今年2件目、累計62件目の法定後見受任となりました。ご本人は資力に乏しく、生活保護の申請手続き中ですが、引き続きフォローするのが第一の仕事となります。