先日、ある精神障がい者の選任審判書が大阪家裁より届きました。これで今年11件目、累計71件目の法定後見受任となります。本人は精神不安定で粗暴な面もあることから入院生活を続けざるを得ません。母親が高齢なので、金銭管理など限界が来ていることから、STEPが保佐人となった次第です。また、同じ日に、STEPが長年保佐人を務めていた高齢女性(被保佐人)が亡くなりました。この方は、7年前キャッシュカード詐欺に遭い多額の被害を被りましたが、保佐人の立場で金融機関に損失補填請求した結果、被害額の75%を取り戻すことができた事案や、夏の暑い日にSTEP担当者の機転から自宅で倒れているのをいち早く発見・救急搬送し、一命をとりとめた事案など、思い出深い方でした。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

























