昨日、全国市民後見推進協議会がZOOMで行われ、代表が参加しました。これは、全国の市民後見団体が任意で参加し情報共有並びに市民後見活動の一層の普及を図ろうとするもので、当方からは、高齢者等終身サポート事業のガイドラインに基づく重要事項説明書や死後事務預託金の管理方法などについて、意見交換の題材を提供し、忌憚のないご意見を頂戴することができました。次回は全国市民後見推進協議会そのものの運営上の改善点について協議がなされる予定です。
活動ブログ
独居者の孤独死が年間68000人もあるそうです。STEPと死後事務委任契約を交わしている方も、残念ながら自宅で孤独死しているのを発見されました。死因は熱中症でした。ご本人が住む賃貸住宅の管理会社からその事実を知らされ、今後契約に基づいて死後事務を履行する予定です。ご本人のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
豊中市市民公益活動支援センターからの依頼による「出前講座」を昨日実施しました。対象は、曽根南町2丁目自治会の皆さんで参加者16名。場所は、自治会が普段活用されている豊島北老人憩の場でした。テーマは、「高齢者に必要な終活の備え」で、後見人がついていてよかったという実例を冒頭ご紹介した後で、普段の備えから相続の備えまでの各種備えについて詳しくご説明しました。これからも地域の皆様に必要な知識啓発の機会を積極的に増やしていければと思っています。
昨日、恒例の「日曜講座」をZOOMで開催しました。テーマは、「終活の備えとしてのエンディングノート」で、講師は正会員の原田広輔氏が務めました。講義では、エンディングのーとの書き方と注意したいポイントについて詳しい説明がありました。次回は、12月15日(日)10時より、「遺言書の書き方と自筆証書遺言書保管制度」をテーマに開催予定です。詳しくはこちら。
今朝、新聞に「単身世帯が増加」という記事が出ていました。全世帯に占める単身世帯の割合が2020年の38%から2050年に44%に増加、うち65歳以上の高齢者の単身世帯割合でいえば、2020年13.2%(737万世帯)から2050年20.6%(1083万世帯)へと増加するという推計でした。今後益々身寄りのない高齢者が増加してくるので、医療や介護、後見、孤独・孤立対策など、地域地域での取り組みが不可欠になってくるのは必然ですね。