後見人報酬の運用見直し

先日、日経新聞夕刊に「成年後見人の報酬、最高裁運用見直しへ。生活支援に力点」という記事が出ていました。従来は目安月2万円及び財産状況に応じて月3万~6万に増額もありうるという決め方でしたが、今後は後見人の事務を「基本的事務」と「付加的事務」とに分けて合算で評価し報酬決定するとのことです。基本的事務とは、財産調査・収支確認・生活状況の把握などが該当し、付加的事務とは、不動産の売却や遺産分割協議、福祉サービスの契約などが含まれるようです。後見人の汗かき具合を評価してくれるようですが、支援対象者が在宅の場合と施設入所の場合などで、汗かき具合が大きく変わることも評価の対象にしてもらいたいですね。

3月6日の成年後見制度実務マスター講座は中止

3月6日に予定しておりました、「成年後見制度実務マスター講座②」は、新型コロナウィルス対策のため、やむなく中止となりました。なお、開催予定につきましては、別途ご案内させていただきます。

イケダ大学でシニア終活講座

2月23日、一般社団法人イケダ大学主催の第一回くるみ祭りの中で、「シニア向け終活講座」を実施。3名の方が熱心に参加されました。少人数でしたので、小型モニターに映し出してやりました。

 

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障がい者の親御さん向けセミナー実施

2月19日、豊中市のNPO法人障害者の自立を考えるサポートネットワークさんが運営する「サポネの家」でセミナーを実施。15名の方が参加されました。成年後見制度の種類や仕組み、留意点など解説した後、遺言の重要性など付け加えてお話しました。終了後も熱心な質問を受けるなど、その関心の高さがうかがえました。

2件目の遺言執行を開始

先日、弊NPOを遺言執行者に指定されていた遺言者がお亡くなりになり、今般弊NPOが遺言を執行することとなりました。これで、2件目の執行になります。まずは、法定相続人及び利害関係者の方々に、遺言執行者就任通知を郵送しました。これから、適切に執行手続きをしていきたいと思います。