本日、弊NPOが任意後見受任者となっている案件の「任意後見監督人選任申立書」を大阪家裁あてに郵送しました。委任者は一人暮らしの高齢女性であり、任意後見契約後、近時物忘れが進んできたことや金融機関からの勧めもあって、申立てをすることになりました。本件は、監督人申立ての第一号案件です。
契約実績など
先日、ある男性が散歩中に心臓発作で倒れ、救急医療センターに運ばれました。一命は取り留めたものの、着の身着のままで、財布や携帯を持っておられません。病院から地域包括支援センターに連絡があり、入院代の精算など対応してほしいとの依頼でした。地域包括から相談を受けた弊NPOで、本人の委任を受けて、警備会社立会いのもと、自宅に入り財布・携帯を探し入院中の本人に届ける仕事、並びに本人と金銭管理委任契約を慌ただしく結び、家賃の支払いを代行しました。本人は家賃支払いをすごく気にしておられたので、機敏な対応をしてくれたと、感謝してもらいました。
4月10日、豊中市市民公益活動推進助成金について、初動支援コース10万円の交付が決定したとの通知書をいただきました。3月21日の公開プレゼンを経て無事審査に合格しました。応募した甲斐がありました。この助成金を糧に市民後見活動を更に推進してまいります。
4月5日、吹田市より弊NPOを市民公益活動団体に登録したとの連絡を受けました。これで、豊中市に次いで吹田市も公益団体に認定されたことになります。今後、吹田市公益活動センター/ラコルタでのセミナーなど、私どもの活動を積極的に展開していきたいと思います。
4月3日、梅田公証役場にて、ある一人暮らし高齢者と弊NPOの間で、①委任及び任意後見契約、②死後事務委任契約、③遺言、計3種類の公正証書を作成しました。この方には、配偶者も子もなく、身寄りがほとんどおられません。現在、認知症ではないのですが、足の具合が悪く、将来への備えとして本件の作成にいたりました。今後このような一人暮らし高齢者のニーズは増えると考えており、積極的に対応していきたいと思います。