新しい仲間が加入

今年に入って、立て続けに2名の新しい正会員が入会されました。二人とも、保有スキルやこれまでの経験が生かせそうな方で、頼もしい限りです。今年一年、「着実かつ堅実に」経営することを旨としますが、幸先のいいスタートになりそうな予感です。

セミナーのアンケート結果

先日、ある地域包括支援センター主催の成年後見セミナーで代表が講師を務めたのですが、そのアンケート結果が出ました。それによると、回答者全体の9割が「よかった」とのことでした。法定後見申立て費用支援制度のことが知れてよかった、今までで一番わかりやすかった、成年後見制度の実例を通して必要性が理解できた、死後事務委託が参考になった、などの個別意見が寄せられました。今後も「よりわかりやすく」を心がけて、知識啓発の情報発信を続けていきたいと思います。

福祉仏教入門講座で講師を務めます

この度、第4期の福祉仏教入門講座が開講されますが、STEPの代表理事が「第5講 成年後見とは」のテーマで、6月16日に講師を務めることとなりました。この講座は、「葬式仏教から福祉仏教へ」をキャッチフレーズに、宗教者と医療・福祉関係者との多職種連携の方法について学んでもらい、成年後見制度の仕組みを理解した上で、宗教者が果たすべき役割について考えてもらおうというもので、しっかりと講師の責任を遂行したいと思います。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。本年も、STEPでは、①知識啓発、②個別相談・利用支援、③後見人等の引受けという3つの活動を行ってまいります。活動にあたっては、「着実に・堅実に」そして「迅速かつ丁寧に」を心がけてまいります。本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

この1年を振り返って

今年一年を振り返りますと、法人設立以来6期を迎え、相談件数91件、成約件数64件、うち法定後見受任は10件を数えました。今年も、STEPの支援対象は、身寄りのない独居高齢者や8050問題を抱える障がい者ご家族でした。4月からの成人年齢引き下げに伴い、未成年障がい者の親権を活用した任意後見契約が4件ありました。知識啓発活動では、セミナー実施回数34回で、うち「成年後見半日マスター講座」を6回オンラインで行いました。また、初の試みとして、「YouTubeチャンネル動画」をホームページ上に公開し、成年後見制度などについて、より分かりやすくご理解いただくことを狙いに、32本視聴できるようにいたしました。また、STEPを支えてくれる支援スタッフの事務レベル向上のために、「後見等事務マニュアル」を制定し、今後の後見等の実務に役立ててもらうようにしました。STEPの支援対象は、先に申し上げた通り、身寄りのない独居高齢者及びその予備軍となる高齢ご夫婦、そして8050問題を抱えた障がい者ご家族であり、今後そういった方々が増加し、適切な支援が必要との社会課題に引き続き正面から向き合っていきたいと考えております。今年一年のご愛顧への感謝を申し上げるととともに、来年も宜しくお願いいたします。