当法人独自のエンディングノートである「STEPノート」がやっと完成しました。構想をいだいてから約半年。何回か打ち合わせを重ねて、スタッフの協力を得ながら完成にこぎつけました。ノートは、<高齢者用(私の記録)>と<障がい者用(わが子の記録)>の2種類で、今回完成したのは前者で、後者は現在仕掛中です。いずれも、クリアファイル形式で、①情報をひとまとめにする、②記入の負担を簡略化する、以上2点を重視し、シートに記入するも良し、既に作成したメモなどをファイルに挿入するも良しとして、作成負担の軽減になるよう工夫しました。このノートは、ファイルに、表紙シールを貼り、各シートを差し込むなど手作り感満載ですが、独居高齢者や障がい者家族の備えツールとして、出来るだけ多くの人に「無料」で配布していきたいと思います。
お知らせ
「地域後見推進プロジェクト」とは、成年後見制度をさらに普及させ、地域で活動する後見人等や後見関連機関などを支援し、また後見等に関する研究・教育活動などを行うことを目的とする団体で、2016年度に設立されました。東京大学の市民後見人養成講座の卒業生が立ち上げたNPO法人などが参画していますが、STEPにも卒業生がいたので、このプロジェクトに参画することとなりました。ホームページの中に、「市民後見関連団体のご紹介」というコーナーがありますが、そこにSTEPも加わりました。
この度、STEP便り第17号を発行することとなりました。これは、ホームページ「活動ブログ」からの抜粋で、STEPの活動ぶりをご紹介するものです。これからも、障がい者や高齢者のお困りごとを市民感覚で支援する、そんな市民後見活動を心がけるつもりです。詳しくは、こちら。
先日、大阪家庭裁判所より、今までの成年後見人辞任並びに新たな成年後見人選任の審判がなされました。被後見人は、知的障がいのある方で、今までは実兄が後見人でしたが、健康上の理由により、継続することがかなわなくなり、STEPが後任の後見人として選任された次第です。審判確定後1か月以内に引継ぎを受け、初回報告に臨みたいと思います。
STEPでは、社会貢献に意欲と熱意のある方を「正会員」として募集しています。正会員になると、①(市民後見活動を通じて)社会的意義のある仕事ができる、②将来の自分たちが直面する(後見・相続などの)問題の解決策がわかる、③仕事の対価として報酬がもらえる、以上3点を享受いただけます。あなたも、STEPの一員として、地域の高齢者や障がい者を支える仕事にチャレンジしてみませんか? ご関心ある方は、STEPのホームページ「STEP概要」をご覧ください。