成年後見制度適正化法が成立

本年6月7日、通常国会において、略称「成年後見制度適正化法」が成立しました。これまで、認知症や知的障がいなどで成年後見制度を利用すると、成年被後見人や被保佐人は医師・司法書士・弁護士・税理士等の資格や会社の役員、公務員等の地位を失っていましたが、この法律により、今後かかる「欠格条項」が廃止され、成年後見制度を利用しただけで資格や地位を失うことはなくなります。これにより、障がい者などの就労や社会参加の後押しになると期待は大きいとされています。