認知症の家族でも、出金しやすく

先日、日経新聞に「認知症家族出金しやすく」という記事が掲載されました。全国銀行協会が今月中にも通達を各銀行に出すというものです。認知症患者の預金は原則凍結されるのが現実ですが、戸籍抄本などで家族関係が証明され、施設や医療機関の請求書で使途が確認できれば、認知症本人の口座から引き出せるというものです。成年後見制度を利用しなくても、お金が引き出せるという意味では、一歩前進ですので、今後の成り行きに注視が必要ですね。