先日、ある高齢者の公正証書遺言作成に際し、STEPより2名が証人として立会いました。ご本人は、すでに妻子を亡くされ、現在一人暮らしで、委任契約及び任意後見契約、死後事務委任契約をSTEPと結んだ間柄です。ご本人は、数年前に全財産を子に相続させるとの公正証書遺言を作成済みでしたが、そのお子様が昨年急逝されたことから、遺言の書換えが必要となり、今般、前回の遺言を撤回するとともに、法定相続人に自宅や金融資産を一定の割合で相続させるとの内容に改められました。なお、遺言執行者はSTEPを指定されました。引き続きご本人とは生前から死後まで支援させていただくこととなりました。

先日、ある高齢者が遺された遺言書の検認申立て書を家庭裁判所に提出しました。STEPは、ご本人と生前の委任契約及び死後事務委任契約を結んでいた関係で、ご本人の自筆証書遺言書における遺言執行者に指定されており、遺言書保管者の立場として、検認申立てを行ったものです。後日、家裁から検認日時が相続人及び遺言執行者に通知されるのを待ちたいと思います。

先日、公証人役場にて、ある独居高齢者と公正証書3本作成に立会いました。最初に、委任契約及び任意後見契約。次に、死後事務委任契約。最後に、遺言の以上3本でした。ご本人は、生涯独身で、きょうだいも先に亡くなっていて、身寄りがありません。STEPの備えセミナーに参加して、ご相談されたのがきっかけでした。これで、生前から死後までSTEPが支援する法的立場が明確になったので、入院・入所時の身元保証人の懸念も解消されたと、ご本人も安どの表情でした。

先日、大阪家裁より、STEPをある独居高齢者の「保佐人に選任する」との審判書が届きました。今年5件目、累計44件目の受任となります。ご本人は生活保護受給者で、現在は社会福祉協議会の金銭管理サービスを利用されていて、審判確定後に引継ぎを受ける予定です。