補助人に選任されました

先日、大阪「ある高齢者の補助人として、STEPを選任する」との審判書が届きました。これで、今年7件目、累計46件目の法定後見受任となりました。本人には、調査すべき財産があり、就任後は直ちにその調査にあたり、本人財産の正確な把握に努める所存です。

公正証書遺言の修正

先日、ある遺言者の公正証書遺言作成に際し、証人として立会いました。遺言の内容は、①全財産を妹さんに相続させる、②もし妹さんが先に亡くなっていたら、全財産はその子である甥に相続させる、③遺言執行者に甥を指定する、という3点でした。公正証書の場合、公証人が遺言者に遺言内容を口授させるのが一般的ですが、口授の際に、遺言者が②の内容を誤認している部分があり、公証人の判断で、①と③のみの内容に遺言書を修正し、最終作成となりました。公正証書の場合、遺言者の口授が作成の際の登竜門だということが再認識させられた事案でした。

 

委任契約を締結

先日、ある独居高齢者とSTEPの間で「委任契約」を結びました。これは、財産管理や身上監護に関する事項を包括的に委任する内容となっており、STEPが任意代理人として、本人に代わって各種手続きの代理をするものです。各市社会福祉協議会でも「日常生活自立支援事業の金銭管理サービス」がありますが、委任内容が限定的なことと需要が多く順番待ちが多いことが指摘されており、それに代わるサービスとして、STEPと契約をする独居高齢者が増えています。なお、ご本人が将来認知症状が現れてくれば、法定後見に移行することも視野に入れています。

公正証書遺言の証人立会い

先日、公証役場にて、高齢者の公正証書遺言作成に際し、証人として立会いました。遺言者は、これまでの経緯を踏まえ、遺留分侵害の点も考慮に入れつつ、不動産・車両・預貯金などの財産を相続人や受遺者に引継ぐ旨を遺言書の形にされたものです。長年の懸案事項が済んだので、やれやれといったご様子でした。なお、遺言者のご意向で、STEPが遺言執行者に就任することとなりました。

被後見人の直葬と収骨

先日、STEPが後見人をしていた高齢男性が亡くなりました。享年100歳間近での大往生でした。故人には妻子がおらず、頼りになる親族が見当たらないことから、生前にSTEPと死後事務委任契約を交わし、かつ公正証書遺言でSTEPを遺言執行者に指定されていました。契約に基づき、昨日直葬と収骨を済ませました。故人のご冥福をお祈りするとともに、引き続き死後事務と遺言執行にあたる所存です。