成年後見制度実務マスター講座を実施

6月26日、豊中市市民活動情報サロンにて、「成年後見制度実務マスター講座」を行いました。これは、もともと3月に予定していたもので、コロナの影響で延期されていた分です。今回は、後見人の実務・事例紹介・身元保証や死後事務委任契約・医療の事前指示書について説明させていただきました。

イケダ大学授業の補講

6月19日に、イケダ大学授業の一環として、「成年後見制度のイロハ」の講師を務めました。当日は、対面とオンラインの同時開催を試行したのですが、ネット環境の悪さが原因で途中オンラインを中止し、対面での講義を続ける羽目になりました。オンライン参加の方には大変失礼いたしました。そのお詫びの印に、オンライン参加の方と日程調整の上、昨日ZOOMでの補講を行ったものです。同時開催の難しさを痛感、今後の糧にしたいと思います。

公正証書6本締結

先日、ある高齢ご夫婦と公正証書6本を締結しました。ご夫婦には子供さんがなく、将来に備えて、「委任契約及び任意後見契約」「死後事務委任契約」「遺言」のご主人・奥様それぞれ3本ずつ作成されました。弊NPOは、委任・任意後見・死後事務の受任者かつ遺言執行者になったものです。今後、責任をひしと受け止め、業務にあたりたいと思います。

在宅か? 施設か?

弊NPOが後見人となっている、ある一人暮らし高齢者は、現状在宅生活ですが、最近徘徊癖が目立ってきて、行方が分からないことが散見されるようになりました。行方が探知できる靴を試してみましたが、本人がGPS部分を取り外してしまい用無しです。ご親族やケアマネ・地域包括支援センターとともに協議し、本人を説得、このままでは在宅生活が厳しく施設入所をしてもらうこととなりました。本人としては自由度がなくなるので、まだ受け入れがたい様子です。後見人の立場からすると、本人主義で考えるとまだ在宅をさせたい気持ちと、一定の注意義務を果たさねばならないので施設入所が必要という気持ちの狭間で、ぎりぎりの選択を迫られました。現在施設探し中ですが、すんなりと施設入所となるかどうか・・・

百寿のお祝い会

先日、弊NPOが支援している方の「百寿のお祝い会」があり、参加させてもらいました。「光陰矢の如し、百歳に達す。秋霜烈日、花の陽春・・・」と作詞された歌の御披露もあり、健康そのものを体現されてました。この老人には身寄りがなく、ケアマネやヘルパーさんとともに、今後も末長く支えていきたいと考えています。