未成年障がい者の任意後見

昨日、未成年障がい者との任意後見契約の公正証書を作成しました。委任者=未成年の知的障がい者、受任者=STEPであり、委任者に代わってご両親が親権者代理人として契約に立会いされました。このご家族には、もう一人成人された知的障がい者のお子様がいるとのことで、そのご相談にものっていく所存です。

未成年障がい者の任意後見契約

先日、梅田公証役場にて、未成年障がい者の任意後見契約に立会いました。委任者は、知的障害のある未成年者で、受任者はSTEPです。委任者が未成年なので、親権者代理人として、ご両親が委任者を代理しました。契約後に、ご両親と任意後見発効の始期について覚書を交わし確認し合いました。委任者が成人になってしまえば、このスキームは使えないので、ご両親は安どのご様子でした。

今年10件目の法定後見受任

本日、大阪家裁より補助開始の審判書が届きました。これで今年10件目、累計60件目の法定後見受任となります。ご本人は精神障がいのある方で、これまでも委任契約で任意代理してきましたが、正式に補助人として財産管理と身上監護にあたる予定です。

1年越しの生活保護受給

STEPが補助人をしている高齢者は、もともと川西市の持ち家で独居生活をされてましたが、月々の収支赤字かつ預金残高が心もとなく、残高10万円を切った段階で、昨年7月川西市役所へ生活保護の申請に行ったところ、持ち家の方の場合、最低生活費は71900円/月で、本人の年金がわずかに上回っているので、申請不可との回答で、まずは自宅売却を含む資産活用を薦められました。それ以降、自宅売却と施設探しを並行して検討してきたところ、東大阪市に割安のケアハウスがあるということで、本人とも相談し、今年6月施設入所されました。並行して動いていた自宅売却は、リフォームが必要かつ現状有姿での売却となって思うような価格とはなりませんでしたが、家裁の許可を得て、何とか売却となりました。その売却代金は当然施設費に充当しましたが、それでも資金不足になったので、この11月に正式に東大阪市に生活保護申請を提出し、晴れて一昨日初回の保護費受給となりました。今回の生活保護に関しては、きわめて難産かつ自治体の対応の違いも感じて、非常にいい経験となりました。これで、ご本人も安らかに暮らせる目途が立ちやれやれです。ご本人に寄り添って対応した市民後見活動の一例でした。

後見人に選任されました

先日、大阪家裁より後見人選任の審判書が届きました。法定後見受任は今年9件目、累計59件目となりました。今回のご本人は、金融財産が多めの方なので、当初から後見監督人も付された案件です。審判確定⇒後見登記をまちながら、監督人の方とも意思疎通を図っていきたいと思います。