成年後見人に選任されました

先日、大阪家庭裁判所より「ある高齢者の成年後見人にSTEPを選任する」との審判書が届きました。法定後見受任は、今年10件目、累計39件目となります。この方は、配偶者が他界され、お子様もなく孤独です。現在入院リハビリ中ですが、リハビリ後の居所をどうしていくか、ケアマネージャーなど関係者と相談の上、対処していきたいと思います。

委任契約と任意後見契約を締結

先日、あるご両親とご子息との間で、委任契約及び任意後見契約の公正証書作成に立会いました。委任者は、お父様とお母さま。受任者はご子息でした。この委任契約を機に、受任者が銀行や証券会社に対してどこまで代理行為が認められるか確認していくとのことでした。

ご主人の遺言・死後事務委任契約を断念

先日、子のいない高齢夫婦の公正証書作成に立会いました。ご主人様が末期がん、奥様は足が悪いということで、公証人が自宅まで出張する形式を取りました。奥様の委任契約及び任意後見契約は無事完了できたのですが、ご主人様の具合が悪く、公証人の呼びかけにも反応がないため、遺言と死後事務委任契約の公正証書作成は断念せざるを得ないとの結論に至りました。ご主人様とは、生前何度か面談し、足の悪い奥様に負担をかけぬよう、また自分が死んだ後の相続で苦労しないよう、死後事務委任契約と遺言を遺すと決断され準備してきましたが、残念な結果に終わりました。引き続き、奥様の金銭管理などで支援していきたいと思います。

成年後見人に選任されました

今般、大阪家庭裁判所より、ある高齢者の成年後見人にSTEPを選任するとの審判書が届きました。今年で9件目、累計38件目の法定後見受任となります。この方は、ご主人と2人暮らし、お子様のいない家庭で、ご主人も病弱なことから、ご主人含めて今後支援していきたいと思います。

8050問題への対応事例

80代のお父様と50代の障がいのあるお子様の課題として、「8050問題」があります。今回の対応事例は、お父様80代、お子様50代で精神障がいを抱えておられます。お父様は自宅(お母様は既にご逝去)で一人暮らし、お子様は入院中です。今般、自治体の相談員より連携を受け、相談を重ねた結果、お父様とは、委任契約及び任意後見契約、死後事務委任契約をSTEPとの間で締結することとし、お子様は、お父様が申立人となって法定後見を申立てすることとしました。その後見人候補者はSTEPがなりました。結果として、お父様とは本日無事に公正証書作成が完了。お子様の成年後見人にSTEPを選任するとの審判書も届きました。これで、お父様の懸案事項であった、ご自分の老後のこと、並びに障がいのあるお子様の親なき後のこと、両方を解決する道筋がついたので、一安心といったご様子でした。