公正証書3本作成

先日、ある高齢者と3本の公正証書を作成しました。一つは、委任契約及び任意後見契約。二つめは、死後事務委任契約。三つめは、遺言です。いずれも受任者又は執行者はSTEPです。当面、ご本人は在宅生活を続けますが、今後施設入所の折など、身元保証人の役割もSTEPが果たす所存です。

遺言の撤回と再作成

先日、ある高齢者の公正証書遺言の撤回及び再作成の証人として立会いました。この方は、前回作成した遺言内容に齟齬が生じたことから、それを撤回し、新たに再作成されたものです。付言事項に遺言者の想いがつづられていました。遺言者は独居で身寄りがないことから、STEPと委任契約及び任意後見契約、死後事務委任契約も交わした間柄なので、生前から死後まで寄り添っていきたいと考えています。

保佐人に選任されました

先日、大阪家庭裁判所より「STEPを(ある障がい者の)保佐人に選任する」との審判書が届きました。被保佐人は、知的障がいのある方です。法定後見受任は、今年2人目、累計41人目となります。被保佐人は、最近死去された配偶者の相続放棄をされており、そのフォローもしていく必要があります。審判確定と登記を待って、しかるべき対応を取りたいと思います。

委任契約を締結

先日、ある高齢者と委任契約を締結しました。この方は、年末にコロナ罹患されて長期入院、先月下旬にやっと自宅復帰しましたが、体力低下によりご自分で銀行に行ったりして金銭管理する事がかないません。STEPは、受任者として早速遅れがちな入院費・固定資産税・水道代などの支払いを代行しました。この委任契約は、財産管理から身上監護手続きまで包括的な委任内容となっています。当人は、独身で頼るべき親族が近くにいないことから、今後は任意後見契約や死後事務委任契約の締結を含めて、トータルで支援していく考えです。

未成年障がい者の親権を使った任意後見契約

先日、未成年知的障がい者の親御様が、その親権を活用して任意後見契約の公正証書を作成するのに立会いました。委任者は、未成年障がい者ですが、実務上は親権者代理人としてご両親が署名捺印しました。受任者は、障がい者の叔母にあたる方とSTEPの複数でした。契約後、任意後見発効の始期を定めた覚書も作成しました。ご両親は、これを機に、自筆証書遺言書も作成される予定です。