|「おひとりさまでも家で死ねますか?」を観て

先日、NHKBS1で「おひとりさまでも家で死ねますか?」という番組を視聴しました。65歳以上の高齢者の中で、一人暮らし高齢者が700万人に迫るとされる中で、おひとりさまでも在宅ケアを受けながら自宅で逝くことができるのかというテーマで、岐阜県のある在宅ケア診療医を密着取材し、在宅医療をしながら何人かを自宅で看取るという実例が紹介されていました。この医者は、僧侶も兼ねておられ、患者と向き合う姿勢に感心させられる部分が多く、特に「本人が笑って生きて、笑って死を迎えられるよう、在宅のままサポートし続ける」という言葉に感銘を受けました。STEPが支援する対象者の大半もおひとりさまなので、本人に寄り添いながら生前から死後まで支援していくという基本姿勢の再認識ができた番組でした。