認知症の家族でも、出金しやすく

先日、日経新聞に「認知症家族出金しやすく」という記事が掲載されました。全国銀行協会が今月中にも通達を各銀行に出すというものです。認知症患者の預金は原則凍結されるのが現実ですが、戸籍抄本などで家族関係が証明され、施設や医療機関の請求書で使途が確認できれば、認知症本人の口座から引き出せるというものです。成年後見制度を利用しなくても、お金が引き出せるという意味では、一歩前進ですので、今後の成り行きに注視が必要ですね。

 

理事会を開催しました

昨日、千里事務所にて、理事・監事8名のうち6名が参加(欠席2名は委任状対応)のもとで通常理事会を開催しました。主な議案は、平成31年度の事業報告と決算報告、並びに令和2年度の事業計画と活動予算でしたが、議案すべて承認可決されました。本年度は、広報啓発・相談利用支援・後見人等引受けの3事業をバランスよく行うとともに、事業拡大に伴う運営体制の整備や担い手の育成・確保に努めていくことを参加者全員で確認しました。なお、理事会後の懇親会は、時節柄中止となりました。

保佐人に選任されました(累計13件目)

本日、大阪家裁より弊NPOをある高齢男性の保佐人に選任するとの審判書が届きました。今年で4件目、累計13件目の法定後見受任です。対象者には、受け取るべき債権があり、保佐人として代理請求することとなります。

補助人に選任されました(累計12件目)

先日、大阪家裁より、ある高齢女性の補助人に選任するとの審判書が届きました。法定後見受任は、今年で3件目、累計12件目となります。在宅での生活をされることから、財産管理のみならず、身上監護面も重視して対応してまいります。

そなえ冊子が新聞記事になりました

2月19日発行の高齢者住宅新聞に、弊NPO発行の冊子「おひとりさまのそなえ」が記事として取り上げられました。当冊子の趣旨や構成が紹介されていて、豊中市役所でも入所可能と掲載されております。(同市役所の長寿安心課と地域共生課の窓口に置いてあります。)記事の詳細は、こちらをどうぞ。